看護部長あいさつ

公益財団法人 慈圭会 慈圭病院
看護部長 岩切真砂子



私たちは、「わが子でも安心して任すことのできる精神科病院」という病院の理念のもと、その人が希望するその人らしい生活ができるように治療や看護を提供しています。慈圭病院には、慈愛の医療、最先端の精神科医療、最高水準の医療倫理、積極的な地域貢献、チャレンジ精神という五大基本原則があり、精神科救急、クロザリル、m-ECT、rTMSなどの最先端の治療に、チャレンジし続けています。
精神疾患を持つ方は、対人関係や生活そのものなど様々なところに疾患の影響があります。多職種が協働し、それぞれが専門的な知識と技術を用いて対応することで、疾患をもちながらもその人らしい生活ができるように関わっています。その中で看護は、セルフケア看護理論を基盤に、安心できる環境を提供し、できないセルフケアを補いながら、その人が自己決定し、セルフケアできるように支援しています。様々なかかわりの中で、その人が自分の力を取り戻し、新たなことに取り組めるように、その人の持つ力を最大限に引き出す看護を提供しています。
看護部は、自ら考えてケアを提供できる自律した看護師を育て、対象となる方に最善のケアを提供することを目指しています。ケアを必要とする人がセルフケアを回復していくことを共に喜び、看護師自身も仕事を通して喜びを感じる、仕事をしていて「楽しい」と思い、看護師として働き続けていただくことができる職場になるよう努力します。

慈圭病院が求める看護師

  • 誠実で責任を持って仕事ができる看護師
  • 対象者を人として尊重できる看護師
  • 今できる中で、最高の看護が提供できる看護師
  • 自分の行っているケアについて、自分の言葉で説明できる看護師
  • 専門職として責任が果たせるよう、学び続ける看護師
  • 医療チームの一員として、仲間と一緒に協働できる看護師