生活療法課

理念

すべての患者さまに
質の高い作業療法を提供する

生活療法課の方針

  1. 精神科リハビリテーションとは、対象となる方がその人らしく、より良い生活を送ることが出来るよう、適応と自立に向けて支援することである。
  2. 精神科リハビリテーションは、入院患者のみならず、当院通院患者にも行う。
  3. 精神科リハビリテーションは、基本的に医師、作業療法士が立案するが、その実行は必要に応じて多職種協同で行われることもある。
  4. 常に全ての入院患者に対して、必要とされるリハビリテーションサービスを行う。

人員

24名の作業療法士が従事しています。

生活療法課 イメージ


歴史

昭和47年  生活療法課の発足
昭和49年2月1日  精神科作業療法承認
平成18年  作業療法棟「養浩館」 建設

〈生活療法課発足以前〉
昭和28年  外部(屋外)作業導入
昭和32年  室内作業、院外作業導入
昭和34年  近隣農家での田植えを手伝う
昭和35年  企業での就労訓練を行う

精神科作業療法プログラムについて

入院作業療法

センタープログラム

作業療法棟で行っているプログラムです。心理教育、服薬自己管理モジュールを行っています。

  • 心理教育・・・精神科の病気の勉強会
  • 服薬自己管理モジュール・・・精神科治療薬の勉強会

病棟プログラム

各病棟・各患者さまの目的に合わせてグループ活動や個人活動として各病棟担当作業療法士を中心に、作業療法プログラムを立案し実施しています。

  • ADL、手工芸、音楽活動、園芸、その他趣味的活動
  • ストレッチ体操、リラクゼーション、軽スポーツ
  • レクリエーション的活動、社会的活動(外出・院外ショッピング・施設見学 など)

作品


また、年間を通して病棟ごとにレクリエーション行事を行っています。

  • 4、5月…花見
    8月…納涼会
    12月…クリスマス会
    1月…初詣
  • その他院外交流行事
    (近隣小学校との年間を通じた交流行事など)

季節行事

  • 8月…盆踊り大会
  • 10月…運動会

外来作業療法

外来作業療法
  診療
時間
集団
作業療法
午前
心理教育 午後

地域や家庭で生活リズムを整え、安定した生活が送れるように個々の目標に沿ったプログラムで支援しています。
慈圭病院に通院中で主治医から指示がある方が対象となります。

養浩館 作業療法棟

広々とした室内で、病棟ごとの特徴に合わせた作業療法などの支援が行えるように工夫しています。
各病棟プログラムや外来作業療法など、多目的に対応した空間や場所作りに配慮しています。

1階:作業療法室 音楽室 OTスタッフルームなど

1階OT室1
作業療法室(写真 1階OT室1)
1階OT室3
音楽室(写真 1階OT室3)


2階:作業療法室 調理室 など

2階OT室1
作業療法室(写真 2階OT室1)
2階調理室
調理室(写真 2階調理室)


3階:体育館

体育館
体育館(写真 体育館)